静岡鉄道レインボートレインズお披露目イベント
しずてつ創立100周年記念塗装車と7色・7編成が揃い踏み
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さっそく会場に入り、レインボートレインズを近くで眺める。横一線に並んでいるのではなく、先頭の位置を微妙にずらして停めてあるので、横から眺めると7色の電車先頭部がずらりと見通せる。斜めからも撮影し、いよいよ正面から7色の車両と向き合う。左から赤(パッション・レッド、いちご)、ピンク(プリティ・ピンク、桜エビ)、橙(ブリリアント・オレンジ・イエロー、みかん)、薄緑(フレッシュ・グリーン、わさび)、濃緑(ナチュラル・グリーン、緑茶)、薄青(クリア・ブルー、富士山)、紺(エレガント・ブルー、駿河湾)の順に並んでいて、このうちピンクとフレッシュ・グリーンの車両が完成して工場より到着したばかりだ。それぞれの色は、前記のカッコ内に記したように静岡に縁のある名産品や自然をイメージしているところが心憎い。
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イベントが始まると、まずはユナイテッドアローズが監修した新しい制服の紹介、ピンクとフレッシュ・グリーンの車両の運転開始は3月7日、それに伴い廃止されるのは、1001号編成と1006号編成である旨が公表された。
その後、雨の中を傘をさして待っていた参加者は、7色の電車を撮影すべく思い思いの角度からカメラを向けていた。この日、A3000形の100周年記念塗装車は新静岡駅と新清水駅の間を行ったり来たりしていた。そして、長沼駅発着の際、7色の並びの脇を通過していった。その一瞬を撮影しようと多くの人が試み、私もトライした。何とか撮影できたので、その写真もお目にかけよう。
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また、あいにくの雨だったけれど、というか雨だからレインボーカラーの傘をさし、レインボーカラーの綿あめを手にした静鉄の女性社員さんが愛嬌を振りまいていたので、それもカメラに収め、楽しい時間を過ごせた。
3月になり、春めいてきて、7色の編成がすべて走り始めるころ、今度は各種編成を乗り継ぎながら、沿線を散策するために再訪したいと思う。
取材協力=静岡鉄道
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